本校では、「南部中から不祥事はださない」を合い言葉に、様々な防止プログラムを実行している。例えば、定例の職員会議の後、必ず若手の職員を集めて「不祥事事例研究」を行っている。資料は、県市発行の資料や自作資料を使用している。
若手と言っても参加希望者が大変多く、毎月充実している。また、毎日、不祥事事例の新聞記事と校長の手書きコメントを発行している。昨年度は170号発行した。そのうち不祥事関係は、約20%でした。本年度も現在75号。残念な事だが、本年度は不祥事の記事が大変多く、現在24%であった。本当に残念。
また本校では、生徒情報の持出は原則禁止している。USBメモリーの使用も、学校用のパスワードロックがかかるもののみに限定しているが、現状でDataを校外に持ち出す事は無い。 答案の採点は、持ち出す場合には情報管理簿に記載し、管理職の許可を必要としている。受験用の調査書は、私立公立双方とも保護者に一部開示している。また点検は学年点検が2回、その後、全職員で2回行っている。
本校は過去に何度か不祥事事件が発生し、未だにネット上に残っている。
その記事を印刷し、4月に職員会議資料に載せ、全職員に周知し、一度起こしたら何年間もその信用失墜は消えないと話し議論している。
本校「変えよう」と頑張っている職員や生徒達の為にも、不祥事は絶対に起こさないと
強い意志と防止プログラムを実行している。
柏市立南部中学校長 渡邊嘉治